ディンプルキーがピッキング対策に効果の高い鍵の理由

ピッキング対策として生まれた鍵、ディンプルキーの性能とは?

ピッキングによる空き巣被害は深刻さを増しており、鍵メーカーにとっても頭を抱える事態となっています。
そんな中で、ピッキングの被害をなくそうと生み出されたのがディンプルキーという種類の鍵です。
今回はそんなディンプルキーの仕組みや性能について、詳しく紐解いていきたいと思います。

 

まず、ディンプルキーは往来の先がギザギザした鍵とは異なり、先の部分に幾つもの丸いくぼみがあるのが特徴です。

 

このくぼみによって施錠を行うため、往来のピッキング技術では開錠が不可能となりました。往来の鍵よりも構造が複雑に出来ており、今までは上下にしかなかったピンと呼ばれる部品が、ディンプルキーの場合は上下左右に追加されており、これによって人の手で開錠することが困難になっています。

 

そのためディンプルキーは合鍵の作成にも専用のマシンが必要となり、費用も1本5000円程度と高額になっています。

 

肝心のディンプルキーによる空き巣被害への効果についてですが、往来の鍵よりも不正開錠されにくくなったものの、ディンプルキー専用のピッキング道具も出回っている現状で、まだまだ油断は禁物といえます。

 

しかしディンプルキーも日々進化を行っていますので、空き巣側からしたらピッキングが非常に難しく、ディンプルキーの家をわざわざ選ぶより、往来の鍵を使用している家の方が空き巣被害に遭いやすいという結果が出ています。

 

空き巣対策に効果的なディンプルキーの普及率はまだまだ30%と低いため、これからディンプルキーが更に認知され広まることで、世の中の空き巣被害を減らすきっかけとなりそうです。